平成24年第3回(9月)定例会一般質問 (平成24年8月30日)
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中心市街地の活性化 (市長答弁)

Q(質問) 
 県外資本による大型商業施設出店攻勢から中心市街地や既存の商店街を守るべきである。

A(答弁)
 
商店街の活性化に向けて、商店街が有する商業機能に加えて医療、福祉等の多様な生活サービスの提供や地域コミュニティ拠点としての機能といった大型店にはない魅力が高まるように支援していく。


Q 
 市役所花畑別館を花畑南側に建設予定の再開発ビルに移転させて再開発事業計画の具体化に弾みをつけるべきである。別館跡地は公園化して憩いの場としたらどうか。


A 
 貴重な提案である。花畑地区の再開発事業は中心部の活性化を牽引する事業として、早期に整備される必要があると認識している。
花畑別館については今年度中に方向性を示す。

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教育問題 (教育長答弁)

Q 
 
市立高校の教職員も本市独自で採用試験を実施すべきである。

 
 平成25年度から、教員定数の多い教科から順次、本市独自で市立高校教職員の採用試験を行う。県立高校との計画的な研修交流と合わせ、本市独自で採用試験をすることにより、市立高校がますます活性化するよう努力していく。

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 災害対策 (市長・担当局長答弁)

Q 
 被災農地の復旧とこれまでにない救済策で農業を守るべきである。


 
国、県に要望活動を行い特別な支援策が創設された。早急な復旧はもとより本市の基幹産業である農業の振興に全力で取り組んでいく。

Q 
 河川改修と併せて立野ダム建設推進を国に働きかけるべきである。


  
河道拡幅と併せて、立野ダムは流量調節の役割がある。「検証の場」における結論を早期に出して、治水対策を講じていただくよう国に働きかける。



 新吉原橋は、今回の豪雨にも耐えうる設計とし、建設を急ぐべきである。

  
 新吉原橋は、20~30年に1回の確率で発生する規模の洪水に耐えうることは勿論、150年に1回の豪雨に耐えうる河川整備基本方針を踏まえた構造である。
24年秋から着工し、平成28年度供用開始(完成)を目指す。

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 福祉政策 (市長・担当局長答弁)

Q 
 
生活保護費の不正受給の未然防止に努めるべきである。不正受給の内容はどうなっているのか。優秀な職員程、福祉現場に配置するという方針を立てるべきである。


 
平成23年度の不正受給件数は、140件、不正受給額は、約6,226万円、その内返済済額は、約844万円、収入未済額は、約5,382万円である。
市民と身近に接する業務は、職員の将来に役立つ。人事上必要と思われる経験を積ませながら人材育成を行い、市民サービスの提供に努めている。
適切な生活保護行政の体制づくりに努める。


 
働ける年代層の早期自立のため生活保護の相談業務と職業相談・紹介を同時にできるシステムができないか。


 
区役所にハローワークのサテライトを設置し、ワンストップで生活保護相談と職業相談・紹介ができるようにする。25年4月から中央区役所に設置し、検証を行い、全区役所への拡充を目指していく。



  障がい者の生活の自立のために、社協事務所内に販売所やコーナーを設けるべきである。


 
区役所内に定期的に販売スペースを確保できないか検討する。社協に対しても事業展開の中で障がい者雇用の可能性検討を働きかける。


 
一人暮らしの方々の見守り・買い物支援などを行う国庫補助事業の「安心生活創造事業」に取り組む考えはないか。


 
人吉市での効果や成果を研究し参考としたい。


 
社会福祉協議会の職員は、「市民のための社協」という意識を持って活動すべきである。


 
社協の役割は重要であるので、区役所、地域団体等との連携をさらに強化し、地域福祉活動の活発化を図っていく。

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里山の竹林管理 (担当局長答弁)

 
市有地の孟宗竹管理の模範例を示しながら、民有林についても協力いただけるような事業を展開して、里山を守るべきである。



 24年度中に、市内一円の山の「緑被率調査」を行い、樹種毎の緑地面積の経年変化の中で竹林の拡大状況などの現況を把握する。所有者の協力をいただきながら、適切な管理手法を研究していく。

  
東部地域の振興 (担当局長答弁)

 託麻総合出張所の執務環境の改善と駐車場を拡張すべきである。



 効率的なレイアウトやバックヤードの有効活用を図りながら良好な執務環境の確保に努めていく。駐車場については、効率的な駐車場配置を検討し、市道整備と合わせて進入路も改善する。


 出張所に隣接する市道改良の早期の完成を図るべきである。



 総合出張所横の市道180メートル区間は、24年度は、用地測量、建物調査を行い、引き続き用地買収等の交渉を進める。
地元関係者や交通管理者等の協力をいただきながら平成25年度内の完成を目指す。


(要望) 答弁は求めません。
市民に正確な情報を的確に伝えられるよう災害情報伝達体制を強化すべきである。

渋滞する託麻総合出張所横の市道 白川と区別がつかないタバコ畑

竹林化がすすむ託麻三山